森光子 5年後完成ホールで「放浪記」再演誓う

[ 2008年11月5日 06:00 ]

「放浪記」大阪公演千秋楽を終え特別カーテンコールであいさつする森光子

 10月23日から上演していた女優・森光子(88)の主演舞台「放浪記」の大阪公演が4日、千秋楽を迎えた。通算公演回数は1971に達した。

 森が特別カーテンコールで「大阪の放浪記は久しぶり。お怒りになってらっしゃらないか、と、心を痛めたこともありました」と話すと、会場からは温かい拍手の雨。「まことにありがとうございました」と、思わず声を震わせた。
 会場のフェスティバルホールは年内でいったん閉鎖、改修が決まっており、同会場では最後の演劇公演。「新装なりましたときに、またお目にかかれればどんなに幸せか。それまで長生きします」と、完成予定の2013年に、再び「放浪記」で大阪に帰ってくることを力強く誓った。

続きを表示

2008年11月5日のニュース