米国で上映拒否ぼっ発!問題映画が日本上陸

[ 2008年10月24日 06:00 ]

 昨年のベネチア映画祭で銀獅子賞を獲得しながら、米国内で上映拒否運動が起こった問題作「リダクテッド 真実の価値」が25日に初日を迎える。「ミッション・インポッシブル」(96年)などで知られるブライアン・デ・パルマ監督(68)がイラク戦争の暗部に切り込んだドキュメンタリー仕立てのフィクションで、タイトルは都合の悪い情報を削除する「編集済み」という意味。06年3月にイラクで実際に起こった米兵によるレイプ殺人事件をあえて再現することで、戦争の残虐性と情報操作の恐ろしさに警鐘を鳴らした。米国では昨年9月の公開を前に、FOXニュースが上映拒否を呼びかけるなど物議を醸した衝撃作。いよいよ日本上陸だ。

続きを表示

2008年10月24日のニュース