悲愴感 解散ライブでも羞恥心に食われた~

[ 2008年9月21日 06:00 ]

お台場で行われた悲愴感解散ライブ

 フジテレビ「はねるのトびら」(水曜後7・57)で、人気ユニット「羞恥心」をまねて結成されたユニット「悲愴(ひそう)感」が20日、東京・青海の特設会場で解散ライブを行った。会場には本家「羞恥心」が飛び入り参加し、初コラボが実現。ただ、解散ライブにもかかわらず「悲愴感」はかすんでしまい、3人のメンバーは悲愴感を漂わせた。

 「ロバート」山本博(30)、「ドランクドラゴン」鈴木拓(32)、「アンガールズ」田中卓志(32)という見た目も人気も地味な3人による「悲愴感」にもかかわらず?、会場には約1万人が集結。デビューからわずか1カ月での解散ライブで一身にスポットライトを浴びるはずだった。

 ところが、唯一の持ち歌「悲愴感」を歌い、これからサビという場面で、ステージ下から「羞恥心」が登場。歓声も視線も奪われ、曲まで乗っ取られると、初めこそ戸惑っていた「悲愴感」だったが、最後は振りを「羞恥心」に合わせる始末。「はねる…」のメンバーが「お客さんがほとんど(悲愴感の)3人の名前を呼んでない」と言えば、田中は「誰を見に来たのよ」とファンに突っ込んだ。

 「悲愴感」は先月27日にデビュー。オリコン・チャートで初登場5位を記録しながら、今月3日放送の「はねる…」で「人気者として扱われるプレッシャーに耐えられない」として解散を宣言していた。

 「羞恥心」の3人は、会場近くのフジテレビで行われている「クイズ!ヘキサゴン!!」の収録の合間を縫ってライブに参加。「悲愴感」デビュー後のこの1カ月、人気に便乗された格好となったが、つるの剛士(33)は「全く意識してない。ぼくも“悲愴感”買いましたよ」と余裕のコメント。「はねる」のメンバーから「(羞恥心と悲愴感の)手打ちを」と促されると、上地雄輔(29)、野久保直樹(27)が両手を出し「手締め」のポーズ。オバカキャラで笑いを誘い、トーク部分でも「悲愴感」のお株を奪っていた。

続きを表示

2008年9月21日のニュース