台風一過に、林家一家が墓参り

[ 2008年9月21日 06:00 ]

父・初代林家三平28回忌、二代目襲名を報告する二男の林家いっ平と母の海老名香葉子さん

 昭和の爆笑王だった初代林家三平の28回目の命日を迎えた20日、二代目林家三平を来春襲名する次男の林家いっ平(37)が、初代夫人で“三平一門の母”海老名香葉子さん(74)や親族、一門の弟子約30人とともに、東京・足立区竹の塚にある海老名家菩提(ぼだい)寺の常福寺で墓参りした。

 初代が他界したとき、いっ平はまだ9歳。「何が何だか分からないくらい緊張していましたが、父の一番弟子・こん平師匠に入門させていただいてここまで来れました」としみじみ。「昨夜は台風13号が心配されました。父は“嵐を呼ぶ男”石原裕次郎さんと仲良しで、生前は落語界に爆笑の嵐を呼びました。台風“一過”、二代目襲名で林家“一家”は春を迎えますのでよろしくお願いします」とシャレも交えて墓前で語った。

 テレビの仕事で墓参には間に合わなかった長男・九代目林家正蔵(45)も食事会には駆け付け「弟・いっ平の二代目襲名には皆さんのご協力を」とあいさつした。

 襲名披露興行は来年3月21日に上野・鈴本演芸場で初日を迎えるが、その前には石原プロダクションの全面協力を得た画期的な襲名イベントが計画されている。

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2008年9月21日のニュース