北野監督 ギリシャの映画祭で名誉賞受賞

[ 2008年9月21日 06:00 ]

映画「アキレスと亀」の初日舞台あいさつに出席した北野武監督(左)、樋口可南子

 北野武監督(61)の最新作「アキレスと亀」が20日、公開され、東京・テアトル新宿で舞台あいさつが行われた。北野監督は関東地方に接近した台風13号に触れ「直撃したら、(観客が入らないで)また事務所が傾くかなと思った。今注目されているのは、リーマン・ブラザーズとうちの事務所だからな」と満席の観客にホッとした表情。11月14日にギリシャで開幕するテサロニキ映画祭で、名誉賞に当たる「ゴールデン・アレクサンダー賞」を受賞することが発表された。

 映画「おろち」は丸の内TOEI(2)で公開。縁起物として登場した白ヘビに、主演の木村佳乃(32)が悲鳴を上げた。ほかにマキノ(津川)雅彦監督(68)作「次郎長三国志」などが封切られた。

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