北野武監督にモスクワ国際映画祭特別功労賞

[ 2008年6月20日 01:09 ]

 第30回モスクワ国際映画祭が19日開幕し、北野武監督に対し、これまでの映画作りの功績をたたえる「特別功労賞」が贈られた。

 北野監督が同映画祭に参加するのは初めて。北野監督は授賞式で「ロシアという国は歴史と伝統があり、さまざまな芸術が生まれた国。こういうところで賞をもらえてうれしい」と語った。

 ロシアでは、日本ブームも手伝って北野監督の作品が人気を集めている。映画祭では、ロシアで大ヒットした「Dolls」(ドールズ)や「座頭市」など6作品が上映されるほか、20日には北野監督の記者会見も予定されている。

 映画祭は28日まで。日本映画では、松井良彦監督の「どこに行くの?」が新人監督部門に出品されたほか、ことし96六歳を迎えた新藤兼人監督の新作「石内尋常高等小学校 花は散れども」が特別上映され、新藤監督も現地入りする予定になっている。
(共同)

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