宝塚で卒業式 タカラジェンヌが誕生

[ 2008年3月1日 11:28 ]

宝塚音楽学校の卒業式を前に記念撮影で笑顔の卒業生

 兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校(小林公平校長)で1日、卒業式が行われ、2年間、歌やダンスのレッスンに励んだ第94期生45人が学びやを巣立った。

 卒業生は黒紋付きに深緑のはかま姿。首席卒業の小林由季さん=芸名仙名彩世、宮城県出身=が「宝塚の乙女として、清く正しく美しく一層精進してまいります」と答辞を述べ、全員で「仰げば尊し」を歌った。
 宝塚歌劇団に1日午後に入団し、タカラジェンヌの仲間入り。21日に開幕する月組公演「ME AND MY GIRL」でデビューする。
 小林さんの父秀昭さんは「男役を引き立て、その中でもきらっと輝く娘役になって、得意のダンスで活躍してほしい」とエールを送った。星組男役の麻尋しゅんさんを姉に持つ富山市出身の双子の姉妹杉原麻友さん=芸名夢羽美友=と紋加さん=芸名夢花らん=も、そろって卒業した。

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2008年3月1日のニュース