藤浪晋太郎の移籍先決定は2月か 代理人の「辣腕」スコット・ボラス氏は長期戦が常とう手段

[ 2024年1月15日 23:55 ]

昨季オリオールズで活躍した藤浪

 オリオールズからFAとなっている藤浪晋太郎投手(29)の移籍先決定は、2月にずれ込む可能性が高い。

 日本選手ではオリックスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた山本由伸投手がドジャースと契約。同じくDeNAからは今永昇太投手がカブスと契約を結んだ。

 楽天から海外FA権を行使した松井裕樹投手はパドレス。そして日本ハムからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた上沢直之投手はレイズとマイナー契約を結び、日本選手で移籍先が未定なのは藤浪のみとなった。

 大リーグでは大物選手の契約がまだ決まっていない。昨季パ軍でサイ・ヤング賞に輝いたスネルや、レンジャーズで10勝を挙げてワールドシリーズ制覇に貢献したモンゴメリーがまだ移籍市場に残ったまま。打者ではカ軍の主砲ベリンジャーの所属先がまだ未定だ。

 この3選手や藤浪の代理人を務めるのが、辣腕(らつわん)で知られるスコット・ボラス氏。同氏は契約条件をつり上げるため交渉を長期化させるのが常とう手段だ。藤浪も含め、移籍先の決定は2月までもつれる公算が高い。

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