「アスパラピッチ」で160キロ 西武ドラ4成田が初ブルペン 青森出身で外崎のアップルパンチに負けん

[ 2024年1月15日 17:37 ]

<西武・新人合同自主トレ>ブルペン投球する成田(撮影・尾崎 有希)
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 西武のドラフト4位・成田晴風投手(17=弘前工)が15日、埼玉・所沢での新人合同自主トレで初のブルペン入り。捕手を立たせたままで直球のみを25球投げ込み「まだ本調子という感じじゃない。しっかり環境に体を慣らしながらやっていきたい」。最速150キロ右腕。「プロではしっかり鍛えて160キロまで(球速を)上げられるように」と大きな野望を口にした。

 
 青森県出身。同県出身のチーム先輩では、実家がリンゴ農園の外崎の「アップルパンチ!」が有名だ。実家がアスパラガス、ミニトマトを生産する農家の成田は「アスパラピッチ!」で売り出す。本人は「アスパラ…。別に青森で有名ではないので…」と控えめだが、アスパラガスは成長が早い野菜で知られる。成田も弘前工では雪の上を長靴で10キロ走って下半身を鍛え、現在の基礎を築いた。

 「標準語にも慣れました」という右腕だが「1軍にしっかり定着したら考えてやりたい」と、お立ち台では津軽弁で「けっぱり(頑張り)ました!」などの決めぜりふも思い描く。背番号41は通算12勝の渡辺久信GMが現役時代に背負った番号。成田もプロの世界でぐんぐんと成長し、「アスパラピッチ」で160キロを目指す。

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