10年7億ドル契約、大半は後払いも…大谷翔平が今後支払う税金「住む場所によって税率も…」

[ 2023年12月16日 15:42 ]

ドジャースのユニホーム姿を披露する大谷(撮影・光山 貴大)
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 テレビ朝日「中居正広のキャスターな会」(土曜正午)が16日に放送され、エンゼルスからドジャースに移籍した大谷翔平投手(29)の会見について特集。大谷が今後、支払う税金について取り上げた。

 この日、番組では冒頭から14日(日本時間15日)に行われた大谷の会見を取り上げ、プロスポーツ史上最高額と言われる10年総額7億ドル(約1015億円)と言われる契約に言及。「フォーサイト」元編集長の堤伸輔氏は「税金は相当もっていかれる」としつつアメリカの専門家が試算した数字として、連邦政府への税金が37%、カルフォルニア州への税金が13・3%、そのほか、医療保険なども加え、約53・75%(約546億円)が税金となると提示。これはあくまでも収入そのものへの税金となり、寄付などさまざまな控除もあり、「実際は400億円台ではないかと言われています」と解説した。

 さらに7億ドルのうち、およそ97%が後払いだとされ、会見で大谷も「もともと後払いというのはどの選手も大型契約につくものなので、そのパーセンテージに関しては選手に一任するというものでもありますし、自分が今受け取れる金額を我慢して、ペイロール(球団の総年俸)に柔軟性を持たせられるのであれば、僕は全然、後払いでいいです、っていうのがはじまりですね」などと発言。10年間は年俸が200万ドル(約2億9000万円)になるとされる。

 堤氏は「今季、エンゼルスからもらっていた年俸の15分の1。ドジャースとの契約が終わった2033年を過ぎても支払われるので、それから住む場所によって税率も変わってきますね」と説明した。

 今季限りで楽天監督を退き、来季から球団取締役シニアディレクター(SD)に就任する石井一久氏はかつてドジャースに在籍しており、自身も後払いだったと証言。「今年か去年かな。やっとドジャースからの支払いが終わったんです。(ドジャースを離れて)もう20年近くですかね。終わって3年後から始める15年間とか(だった)」と明かした。

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