石井一久氏 大谷翔平の会見で実感した「水原くんと凄く名コンビだなと」 中居も絶賛「ファインプレー」

[ 2023年12月16日 13:48 ]

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 今季限りで楽天監督を退き、来季から球団取締役シニアディレクター(SD)に就任する石井一久氏(50)が16日放送のテレビ朝日「中居正広のキャスターな会」(土曜正午)にゲスト出演。14日(日本時間15日)に行われたエンゼルスからドジャースに移籍した大谷翔平投手(29)の移籍会見で感じたことについてコメントした。

 番組は冒頭から大谷の会見を特集。会見で大谷はドジャースに決めた理由として「ここでプレーしたいなという気持ちに素直に従った結果かな」などと発言。「(勝つことは)僕自身の優先順位は契約形態から分かるように一番上。勝つことが僕にとって一番大事なこと」と勝つことへの飢えを口にした。

 MCの中居正広は「いろいろな発言があった中で、“決め手になったのは何ですか?”っていう時に僕ら勝手に“どの球団なのかな?”って憶測で話していた時に“やっぱり西の方がいいんじゃないか”とか、“温かいところがいいんじゃないか”とか、“エンゼルスと近いところがいいじゃないか”とか(いろいろと出ていた)。そういうコメントはされなかったなという印象がある」と語った。

 すると、石井氏は「聞いていて、決意とこれからがんばるぞ、っていうところは凄く見えました」と会見について見解。そのうえで「通訳水原くんと凄く名コンビだなと思います」と、専属通訳の水原一平氏とのコンビを賞賛した。

 その理由として挙げたのが、大谷の「心に残っている言葉として、ドジャースが経験してきたこの10年間を彼らはまったく成功とは思っていないということはおっしゃられていた。それだけ勝ちたいという意志が強いんだな、と」と発言。石井氏は「通訳をするときに水原さんは“ワールドチャンピオンになったにもかかわらず歩みを止めないドジャースが…”って話をしたんですよね。メディアによっては通訳を通してフィルターがかかってしまうと(意味合いが変わってしまう)」と指摘。「直訳するとちょっと危ないフレーズなんですけど、しっかりと大谷くんの考えだったりが分かっているからこそ、ちゃんと言えたんじゃないかなと」とした。

 これには中居も「伝言になるから、解釈と表現が変わることがある、ニュアンスが」と納得。「ファインプレーですね」と絶賛した。

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