栗山英樹氏 大谷翔平の来年「打者専念」で心配事「バッターだけやると…」

[ 2023年12月16日 23:27 ]

栗山英樹氏
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 3月のWBCで監督として侍ジャパンを世界一に導いた栗山英樹氏(62)が16日放送のテレビ朝日「野球伝道師・栗山英樹」(後10・45)に出演し、エンゼルスからドジャースに移籍した大谷翔平投手(29)についてコメントした。

 ドジャースへ移籍した日本ハム時代の愛弟子である大谷について、栗山氏は来シーズンに向けて心配事があった。それは右肘手術の影響により、二刀流としてプレーできず、打者に専念すること。

 栗山氏は「僕は本当に彼にとっての一つだけやるのは本当の彼ではないと見ていた。個人的にですけど。二つやることが彼の日常。ですから、ちょっと来年は心配」とし「普通、バッターだけに集中するので成績がもちろん伸びるんじゃないかとみんな思う。でも、バッターだけやると余計なことを考え出す」とした。

 「余計なこと」については「例えばフォームがこうだとか」とし、「ものすごくシンプルに打って投げてと、余計な時間を省いて野球をやっている。ところが、前回の2019年もそうですけど、やっぱり“自分が真っすぐを立っているのか”とか考えすぎたりと。そんなような話もよくするので」と語った。

 それでも「そういう意味では、それをも超えて来年めちゃくちゃな数字を出すのか楽しみ」と、大谷の来シーズンの活躍を楽しみにした。

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