大谷のドジャースとの衝撃契約 ぜいたく税軽減へ大谷側が大幅な後払い提案? ESPNの看板記者伝える

[ 2023年12月10日 06:20 ]

大谷とドジャースの契約合意を伝える代理人事務所CAAのインスタグラムの投稿

 エンゼルスからFAの大谷翔平投手(29)が9日(日本時間10日)、ドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)で契約合意した。複数の米メディア、代理人事務所CAAの公式インスタグラムが発表した。

 総額はMVP3度のエンゼルスの主砲トラウトが19年に結んだ12年総額4億3000万ドル(当時レート=約479億円)を約2億7000万ドルも上回る歴史的契約。

 計算上は平均年俸もサイ・ヤング賞3度のレンジャーズの先発右腕シャーザーの4333万ドル(当時レート=約49億円)も上回るが、第1報を伝えたスポーツ専門局「ESPN」の看板記者ジェフ・パッサン氏は「大谷の契約には“大幅な延期(後払い)”が含まれている。これは大谷のアイデアだと関係者が語った。これによりぜいたく税が軽減され、ドジャースが大谷を中心により良いチームを構築できるようになる」と解説した。

 現時点で契約の詳細は明らかになっていないが、スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」の看板記者ケン・ローゼンタール氏も同様に「年俸の大半に前例のない延期(後払い)が含まれている」と自身のSNSで伝えた。

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