森繁和氏　盟友・落合博満のトンデモナイ打撃術「ヒットは誰からも打てる」「本塁打狙う投手は決めていた」

森繁和氏

　元中日監督の森繁和氏（69）が高橋慶彦氏のYouTube「よしひこチャンネル」に出演。盟友・落合博満氏（69）に聞いたトンデモナイ打撃術を明かした。

　1学年上の落合氏とは互いが社会人野球からの付き合い。一緒に欧州遠征も行った仲だ。

　森氏はロッテ時代の落合氏にホームランを打たれていないという。

　コントロールのいい森氏からは常に安打狙い。森氏も長打狙いに切り替えられる前に「簡単に一、二塁間にヒット打てるボールを投げた」と明かした。

　「打とうと思ったらヒットは誰からでも打てる。そのくらいの人だった」

　落合氏はホームランを狙うのは「コントロールが悪い投手から」と決めていた。同じ西武の松沼博久氏などは荒れ球が持ち味だったので「ホームランを狙う」と決めていたという。

　ホームラン狙いだと凡打も増える。だから森氏のような制球力の高い投手からは「率を狙う」と決めていた。

　それを聞いた高橋氏は「卓上ですべて計算されたら嫌よな、ピッチャーも」と驚いていた。