楽天　1400万円増の内は来季から先発転向　「球種を増やしたい」と「由伸カーブ」も習得中

契約更改交渉を終えた楽天・内
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　楽天の3年目右腕・内星龍投手（21）が26日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、1400万円アップの1900万円でサインした。

　今季はプロ初登板、初勝利をマークするなど飛躍の年。「本当に満足というか、しっかり評価していただいてうれしい気持ちです」。中継ぎとしてチーム3位の53試合に登板して4勝2敗、防御率2・28の好成績を残した右腕は、来季は先発として4年目のシーズンに臨む。

　既に今江監督からは来季の先発起用を伝えられているといい、指揮官からは「駄目だから中継ぎに戻る、というような気持ちではやるな」と言われたという。

　「来年は1年間ローテーションを守り切りたい。1年間守れるということは必然的に結果がいいということなので」と内。

　先発転向に当たっては「球種をもっと増やしたい」とし、現在のスライダー、フォークの2種類にカーブ、チェンジアップを新たに加えて「球速差のある緩い変化球を投げる練習をしている」という。

　投球フォームは、オリックスからポスティング移籍でメジャー移籍を目指す山本由伸にそっくり。カーブも山本のものを参考にしており「そんなに簡単にはできないけど、落差も大きいし、ああいう球が投げられたら」と目標に掲げた。