阪神・高橋遥人、749日ぶりに甲子園で投げた!「“やっぱり、甲子園、いいな”と」岩崎“監督”が起用

[ 2023年11月26日 05:15 ]

シチュエーションマッチで登板した阪神・高橋(撮影・須田 麻祐子)
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 阪神・高橋が、サプライズ復帰登板を果たした。6月に受けた「左尺骨短縮術」及び「左肩関節鏡視下クリーニング術」のリハビリに専念すべく来季から育成契約となる左腕が、ファン感謝デー内の野球対決で、甲子園のマウンドに上がった。

 「いいボールを投げられた。景色もよかった。“やっぱり、甲子園、いいな”と。もっと頑張ろうと思った」

 軟式球使用の「野球シチュエーションマッチ」。監督役の岩崎の采配により、その名が場内に響いた。打席の高浜を相手に2球を投じ、結果は遊安。それでも21年11月6日、巨人とのCSファーストS以来749日ぶりとなる聖地での“登板”を堪能。この日、最も観衆が沸き立ったワンシーンをプロデュースした岩崎は「(サプライズ起用を)できたらいいなと思っていて、(周囲に)相談して。盛り上がっていましたね。頑張ってもらいたいですね、(高橋)遥人にも」と目を細めた。

 通常の試合では、スタンドには相手球団ファンも陣取っている。360度、見渡す限り虎党という眺望はファン感謝デーならではと言える。その壮観さに高橋は「鳥肌が立ちました」と話し、「来年はマウンドに立てるように」と決意を新たにした。今度は自身の華麗なる復活劇で、大歓声を巻き起こす。(八木 勇磨)

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