大谷母校・姉体小学校の校長も感激「これからも岩手はもちろん、世界に勇気と希望を与えてほしい」

[ 2023年11月10日 02:30 ]

大谷の母校である奥州市立姉体小学校(同校提供)
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 エンゼルスからFAとなった大谷翔平投手(29)が9日、自身のインスタグラムを更新し、日本国内の全小学校約2万校に3つずつ、約6万個の子供用のグラブを寄贈すると発表した。

 大谷の母校でもある岩手県奥州市立姉体(あねたい)小学校の松本圭校長(56)がスポニチ本紙の取材に応じ、大谷の寄贈に「大谷選手は姉体小の誇りであり子供たちの憧れ。今回、全国の小学校に寄贈していただくということで大変ありがたい気持ち」と感謝した。

 大谷が通った校舎は当時のままで、日本ハム時代から「頑張れ!大谷先輩 僕らの希望」という横断幕も掲げられている。松本校長は「今季は本塁打王にもなり全校で喜んだ。子供たちは大谷選手の人としての行動、言葉にも勇気づけられている」と語った。

 一方、野球はバット、グラブなど準備しなければならない用具が多く、同校でも休み時間はサッカーやキックベースなどで遊ぶ児童が多いという。松本校長は「飾ってほしいために寄贈されるわけではないと思うので、みんなで使わせていただきたい。使い方はこれから検討したい」と説明し「これからも岩手の人々はもちろん、世界の人々に勇気と希望を与えてほしい」とエールも送った。

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