中村武志氏　中日時代の先輩である「天才・落合博満」の裏の顔を明かす「俺はマメが出来ない」はずが…

中村武志氏
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　中村武志氏（56）が巨人でヘッドコーチなどを歴任した岡崎郁氏（62）のYouTube「アスリートアカデミア」に出演。現役時代の落合博満氏との思い出を明かした。

　中村氏は中日、岡崎氏は巨人の現役時代に落合氏と同じチームでプレーした経験を持つ。

　中村氏は「あの人がバットとボールを持ったら不思議なことばかり起こる」と振り返った。

　練習する姿をあまり見せないが、岡崎氏はキャンプの宿舎で落合氏の部屋に置いてあった新品のバットが日が経つにつれてグリップが汚れていくのを目撃した。

　岡崎氏は「見えないところで振っていたのだと思う」と指摘した。

　中村氏も落合氏は「俺はマメが出来ない」と話していたが、ある試合で勝利したときに握手すると手がマメだらけだったと明かした。

　「まあまあ不調のとき。どこかでやっている」と、三冠王に3度輝いた天才打者の隠れた努力に中村氏は感心した。

　岡崎氏は落合氏から「この世界、飯を（たくさん）食って（練習）やったヤツが勝つ。合理的な練習を数やらないとダメ」と教えられたという。

　中村氏は「ヨシ、今日からバッティングやるぞって5～6時間（打撃練習用の）エアテントから出てこない」と落合氏の徹底ぶりを振り返り、岡崎氏は「プロは質の高い練習を量しないとダメって言ってた」と続けた。