オリ・杉本MVPで“代理表彰”の石川亮にも賛辞「縁の下の力持ち」「超好感」「キャラ好きすぎる」

パCSファイナルステージ第4戦   オリックス3―2ロッテ （ 2023年10月21日    京セラD ）

＜オ・ロ＞MVPを獲得した杉本が負傷交代で不在のため石川亮が代わりに受け取り、さらに記念撮影まで行う（撮影・椎名　航）
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　パ・リーグのクライマックスシリーズ（CS）は21日、京セラドーム大阪でファイナルステージ第4戦が行われ、3年連続でリーグを制したオリックスがロッテに勝利。優勝チームに与えられるアドバンテージ1勝を含め通算4勝1敗とし、3年連続となる日本シリーズ進出を決めた。MVPは杉本裕太郎外野手（32）が選ばれた。

　杉本は4試合で14打数6安打3打点の活躍を見せ、文句なしの受賞。ただ、表彰式は本人不在のまま行われる異例の事態となった。

　杉本はこの日の試合の8回、遊ゴロを放った際に走塁中に足を痛めたとみられ、負傷交代。試合後、記念Tシャツに着替えてグラウンドに集まった選手の中に姿はなかった。

　表彰式で「最優秀選手賞　\1000000」と書かれたパネルを受け取ったのは石川亮。“代理表彰”という異例の光景に思わず中嶋監督も笑みをこぼし、ナインは爆笑した。

　SNSでも「縁の下の力持ち　石川亮さんは誰もが認めるMVPです」「MVPのラオウ不在に、ファンが心配…って雰囲気になったのに石川亮選手出てきてドヤ顔で代理で受け取って笑いになるのよかった」「石川亮とかいう最強キャラクターを手に入れたオリックス・バファローズ最高すぎるだろ」「杉本裕太郎(石川亮)さんおめでとうございます」「石川亮に超好感　MVPに相応だよ」「石川亮さんのキャラ好きすぎるｗｗ」と温かい声が寄せられた。

　石川亮は昨オフに日本ハムからオリックスにトレード。今季出場は14試合にとどまったが、明るいキャラでベンチを盛り上げた。この日も初回に森が先制2ランを放ち、ベンチに戻ると真っ先に抱きつき大喜びしていた。