広島・末包は痛恨の適時失策に4タコ「完全に僕のせい」後逸は「追い方を間違った」敗因背負う

[ 2023年10月19日 21:50 ]

セ・リーグCSファイナルS第2戦   広島1―2×阪神 ( 2023年10月19日    甲子園 )

<神・広>2回、ノイジーの打球を後逸する末包(撮影・島崎忠彦)
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 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)はファイナルステージ第2戦が19日、甲子園で行われ、広島はサヨナラ負けを喫し、アドバンテージを含め0勝3敗となり、崖っ縁に立たされた。「7番・右翼」で先発出場した末包は敗因を背負った。

 末包は1-0の2回の守備で1死一塁からノイジーが右前打を放つと、バウンドに合わせることができず後逸。その間に一塁走者・佐藤輝が一気に本塁生還し、痛恨の適時失策で同点に追いつかれた。

 バットでも2回1死二塁の好機で一飛に倒れると、5回は右飛、7回無死一塁は痛烈なライナー性の打球を放ったが、相手先発・伊藤将に好捕され、痛恨の投直併殺に打ち取られた。9回の第4打席も空振り三振に終わり、4打数無安打だった。

 試合後、末包は「今日は完全に僕のせいなので。打った打たないじゃなくて、短期決戦でミスを出した。それが結局、負けにつながったと思う」と敗因を背負った。「(大瀬良)大地さんとか、投手陣が粘ってたにもかかわらず、大きいミスをした。結局それが最後の展開にしてしまった」とうなだれた。

 ノイジーの打球はバウンドしてから若干はねたようにも見えたが「やっぱり右打者のスライスする打球に対して、一塁ランナーを気にしてしまって追い方を間違った。滑るような状況もあったのに頭に入れられてなかった」と反省しきりだった。

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