ツインズ、前田健太にQO出さずも「短期なら再契約に興味を持つ可能性がある」地元記者報じる

[ 2023年10月15日 07:39 ]

ツインズの前田健太(AP)
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 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のツインズ担当アーロン・グリーマン記者が、このオフにフリーエージェント(FA)になる前田健太投手(35)について、球団はクオリファイングオファー(QO)は出さないが、短期なら再契約に興味を持つ可能性があると報じている。

 5年間で3度の地区優勝を遂げたツインズは先発投手の層が厚い。今季184イニングを投げて防御率2・79、オールスターにも選ばれたソニー・グレイ(33)と前田がフリーエージェントになるが、それでもパブロ・ロペスを筆頭に、ジョー・ライアン、ベイリー・オーバー、クリス・パダック、ルイ・バーランドがいて、さらに3Aにも若手有望株がいる。

 デレク・ファルビー編成本部長は「スタート時点で良いグループだが、さらに良くできればと考えている」と話し、このオフ、FA市場でもトレード市場でもローテーション投手の獲得に動くと明かした。

 グレイについてはクオリファイングオファーを出すが、おそらく拒否される。他球団に去られたとしても、補償でドラフト指名権を得られる。

 前田についてはトミー・ジョン手術(側副靱帯再建術)からの復帰1年目で、104イニングを投げて防御率4・23と安定しないシーズンではあった。しかし、らツインズに4シーズン所属、20年はエースとして活躍、サイヤング賞の投票で2位になった。今季も9回あたり10・1奪三振と依然三振を奪う能力は高い。

 ゆえに短期なら再契約に興味を持つ可能性があると予測している。

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