CS初先発したソフトバンク・スチュワート「申し訳ないとしか言えない」

パ・リーグ　クライマックスシリーズ　ファーストS第1戦   ソフトバンク2ー8ロッテ （ 2023年10月14日    ZOZOマリン ）

＜ロ・ソ＞3回途中で降板するスチュワート（撮影・岡田　丈靖）
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　ソフトバンク・スチュワートはCS初先発で2回1/3を3四球絡みの4失点KO。「ベストを尽くせなかった。自分のせいです。チームに申し訳ないとしか言えない」。来日5年目右腕は、言葉を振り絞った。

　初回の2球目に荻野、同2死の19球目にポランコ。ともにボール先行後の真ん中直球を被弾され2点を許した。投手陣の被本塁打数はリーグワーストの111で3位に終わったレギュラーシーズンを象徴する失点となった。

　昨季からの藤本体制の課題、四球でも追加点を許した。0―2の3回先頭の中村奨に四球。1死二塁から2連続四球。同満塁で併殺を狙った三森の一塁悪送球で2走者が生還した。藤本監督は「緊張があったのか悪い癖、四球から失点に絡んだね」とうなだれた。

　柳田の2ランで2点差に迫った6回以降は中継ぎ陣が踏ん張れず。回またぎの嘉弥真が打者4人に3安打3失点。反撃モードがしぼんだ。きょうの第2戦の先発・有原で何とか粘り抜くしかない。