中日・岡林 21歳で球団記録に並ぶ25試合連続安打達成 立浪監督「ここまで来たら抜いてほしい」

[ 2023年8月12日 19:34 ]

セ・リーグ   中日3-2広島 ( 2023年8月12日    バンテリンD )

<中・広>連敗を止め、ハイタッチで勝利を喜ぶ岡林(中)ら中日ナイン(撮影・椎名 航)
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 高卒4年目の中日・岡林勇希外野手(21)が、12日の広島戦で安打を放ち、25試合連続安打を達成。ついに球団記録に並んだ。

 先頭打者で迎えた初回だった。広島先発の森下の初球、149キロの直球を右前にはじき返して、あっさりと達成。1リーグ時代の1949年に、初代「ミスタードラゴンズ」こと西沢道夫が残した球団記録に肩を並べた。

 岡林は試合後、報道対応がなく、球団広報を通じ「明日も頑張ります」と談話を発表。一方で、立浪監督は161安打を放った昨年と比べて「明らかにスイングが速くなった。昨年から油断せずに練習してきた成果が出ている」と評価し、今季はフルイニング出場を続けている伸び盛りの21歳に向けて「ここまで来たら(記録を)抜いてほしい」と期待した。

 西沢は、投手として名を成した後に野手に転向して長くプレーした。岡林も菰野高校時代は投手として活躍し、西沢とは共通点がある。偉大な先輩の記録を超えるか、13日の広島戦に注目が集まる。

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