斎藤佑樹氏 最後の甲子園だったダルビッシュ有の心情を推測「きっと落ち着かせていたんだろうなと…」

[ 2023年8月5日 20:17 ]

斎藤佑樹氏
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 元日本ハムの斎藤佑樹氏(35)が5日放送のテレビ朝日「ファン1万人がガチで投票!高校野球総選挙2023」にスペシャルゲストで出演。04年の全国高校野球選手権記念大会のダルビッシュ有の心情を推測した場面があった。

 番組では、野球ファン1万人に「夏の甲子園で忘れられない!スゴいと思う高校球児」についてアンケートを実施。ランキングベスト20形式で発表された。第8位にランクインしたのがパドレスのダルビッシュ有投手だった。

 番組内で特集されたのは04年の全国高校野球選手権記念大会で東北が千葉経大付属高校と対戦した3回戦だった。この試合は東北が1-0でリードしていた9回2死三塁で三塁手の失策で、今大会初失点で同点に追いつかれた。延長戦で勝ち越しを許すと1―3の延長10回2死走者なしで最後の打者となったのがダルビッシュだった。雨が降りしきる中で、1ボール2ストライクから見逃し三振で試合終了。試合が終わった瞬間にダルビッシュは天を見上げたシーンが名場面として取り上げられた。

 斎藤氏は「1―0でリードしてて、サードがエラーしたじゃないですか。あの時も笑ってたんですよ。きっと自分がイライラすると仲間にプレッシャーをかけてしまうからきっと落ち着かせていたんだろうなと思いました。最後の打席も“みんなのせいじゃない。自分が背負う”と思っているんじゃないかなと思って見てました」とダルビッシュの心情を推測した。

 これを聞いた番組MCの「爆笑問題」田中裕二は「その感じが今年のWBCのリーダー的な要素に繋がったんでしょうね」と納得な表情を見せた。

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