中日の新助っ人右腕、マイケル・フェリスが入団会見　「オオタニから三振を取ったよ」と豪語

入団会見を終え、立浪監督（左）と笑顔でポーズするフェリス（撮影・椎名　航）
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　中日が獲得したマイケル・フェリス投手（30＝ヤンキース傘下3A）が5日、バンテリンドームで入団会見を開いた。ドミニカ共和国出身でリリーフとしてメジャー通算228試合に登板。背番号93で推定年俸3000万円。1メートル95の長身で「ビッグマイク」の愛称を持つ右腕が新天地での活躍を誓った。

　「本当にこうしてドラゴンズのユニホームに袖を通して心からうれしいし、早く準備して役に立ちたい」

　若い頃は「101マイル（約162キロ）も投げていた」と豪語する剛腕で、近年は制球力にも自信を付けたと話す。来日前にポランコ（ロッテ）やフランコ（楽天）から日本野球の情報も入手済み。パイレーツ時代の19年にエンゼルス・大谷とも対戦し「直球で三振に仕留めたよ」と胸を張った。

　母国では牛や豚など100頭以上飼育する農場を経営する実業家の一面も。2軍戦で調整後、今月中にも1軍昇格する見込みだ。近年はマイナー・リーグやメキシカンリーグでのプレーが続いたが「ジャパニーズ・ドリーム」をかなえて、もうひと花咲かせる。