楽天が育成選手の辰見と支配下契約「一番の武器はスピード。チームに欠かせない存在に

フレッシュオールスターゲームで右前打を放つ楽天・辰見
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　楽天は26日、育成選手だった辰見鴻之介内野手（23）と支配下契約を結んだと発表した。背番号は「146」から「78」へ変更となる。

　西南学院大から22年育成ドラフト1位で入団。50メートル走が5秒7という圧倒的なスピードが武器で、イースタン・リーグでは64試合に出場して打率・284、9打点、17盗塁の成績を残しており、初出場した今月のフレッシュオールスターでも安打を放った。

　この日の午後に支配下契約を結ぶことを伝えられたそうで、会見では「素直にうれしい。これまで支えてくださった方、指導してくださった方に感謝したい」と笑顔。次の目標は1軍デビュー。「自分の一番の武器はスピードなので、1軍の舞台でファンの皆さんにみてもらいたい。足を生かして、チームに欠かせない存在になりたい」と意気込んだ。

　福岡県出身で、育成から盗塁王に上り詰めたソフトバンク・周東に憧れている。ここから入団時に掲げていた「盗塁王」という目標に向かってステップアップしていく。