大谷翔平 自己ワースト1試合4被弾 デービスに2打席連発許す 6回5失点も8勝目の権利はキープ

[ 2023年7月22日 12:18 ]

インターリーグ   エンゼルスーパイレーツ ( 2023年7月21日    アナハイム )

<エンゼルス・パイレーツ>エンゼルス先発・大谷(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルス・大谷翔平投手(29)が21日(日本時間22日)の本拠地パイレーツ戦に「2番・投手兼DH」で先発。4回に2者連続本塁打、5回にも2ランを被弾し、さらに6回にもソロを浴びて自己ワーストとなる1試合4被弾となった。

 今季初めて打撃が売りの28歳捕手・タイスとバッテリーを組み、3回まで毎回の5奪三振。しかし、4回1死走者なしから崔志万(チェ・ジマン)に高めに抜けたスライダーを右翼席へ運ばれて先制ソロを許すと、続くデービスにも同じような球を左翼席へ打ち込まれた。4日のパドレス戦で6回無死から、ボガーツに2ラン、続くクロネンワースにソロ。プロ初の2者連続弾を浴びていた。

 4回に自身は四球で出塁すると、モニアクの適時二塁打やムスタカスの3ランで一挙5点と逆転したが、再び1点差に迫られた。

 5回に味方打線が援護して3点を追加。しかし、6回先頭のデービスに2打席連続となるソロを浴びて、自己ワーストの1試合4被弾となった。それでも勝ち越しは許さず、6回まで5失点で8勝目の権利を手にしている。

 大谷は投手としては今季7勝5敗、防御率3.50。6月末に右手中指爪が割れた影響で3試合連続で途中降板しており、7月はここまで勝ち星がなく2敗を喫していた。

 19日(同20日)のヤンキース戦では無安打ながら今季初、自身3度目の1試合4四球で勝利に貢献。チームは3連勝でヤ軍3連戦スイープ(同一カード全勝)は09年7月以来14年ぶりで貯金1とした。打撃では3試合ぶりの36号が期待される。

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