大阪桐蔭が圧巻2戦連続コールド また温存成功!エース前田は4回戦へ「ベストなコンディションに」

[ 2023年7月22日 05:00 ]

第105回全国高校野球選手権大阪大会3回戦   大阪桐蔭12―1淀川工科 ( 2023年7月21日    万博 )

<大阪桐蔭・淀川工科>初回、3ランを放つ大阪桐蔭・南川(撮影・後藤 正志)
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 大阪桐蔭が2試合連続のコールド勝ちで4回戦へ駒を進めた。圧巻は初回の先制パンチだ。「5番・捕手」で先発した南川幸輝(3年)が右翼へ今夏チーム第1号となる3ラン。この回、打者11人の猛攻で7得点し、主導権を握った。

 快音を残した打球は右翼芝生席で弾んだ。初回、3連打で2点を先制し、なおも続く無死一、二塁の絶好機。南川が燃えた。内角高め直球を強振。淀川工科の戦意をそぎ落とす会心の一撃に「うれしいです」と笑った。本業でも今夏初登板の3投手を巧みにリードし、1失点にまとめた。

 今秋ドラフト1位候補で主将の前田悠伍(3年)は初戦の2回戦に続いて登板機会はなかった。今後の過密日程を踏まえると、温存できた意味は大きい。抽選の結果、24日の4回戦の相手は「東海大大阪仰星―関大第一」の勝者に決まった。世代No・1左腕は「24日に向けベストなコンディションになるよう合わせたい」と言葉に力を込めた。

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