楽天・渡辺翔がデビューから7戦連続無失点 魔球パームで“交流戦シンデレラボーイ”

[ 2023年6月21日 22:02 ]

交流戦   楽天2―5中日 ( 2023年6月21日    楽天モバイル )

<楽・中>8回から登板した渡辺翔(撮影・島崎忠彦)
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 楽天は20日からの予備日に組まれた2試合で連敗を喫し、交流戦を9勝9敗で終えた。

 初優勝の可能性を残した状態から悔しい勝率5割となったが、収穫もあった。8回からドラフト3位の渡辺翔太投手(22)が登板し、1回無失点。中学時代、中日のレジェンド・浅尾の動画を見て研究したというパームを多投し、石川昂、福田、福永を3者連続で遊ゴロに打ち取った。渡辺翔はこれでデビュー7試合連続無失点となった。

 3日のヤクルト戦でプロ初登板を飾ると、3試合目の登板となった9日中日戦(楽天モバイル)でプロ初勝利。続く15日広島戦(マツダ)でも白星が舞い込み登板2試合連続で勝利投手になった。16日巨人戦(東京D)ではプロ初ホールドもマークした。

 7試合で8回を投げて6奪三振、被安打は2。四死球はいまだゼロと制球の良さも際立つ。ファンからも「パーム凄い」「渡辺翔タイム」と、交流戦で台頭した新戦力に期待する声がSNS上で寄せられた。

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