菊池雄星 マーリンズ戦で6回2安打無四球6奪三振の好投 監督は「今日の勝ちは大きい」と大喜び

[ 2023年6月21日 13:27 ]

菊池雄星(AP)
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 ブルージェイズの菊池雄星投手(32)が20日(日本時間21日)のマーリンズ戦に先発。6回2安打無四球、6奪三振の圧倒的なピッチングで、2-0の勝利に貢献した。

 注目の大物新人エウリー・ぺレス(20)との投げ合いになったが、直球の平均球速97・8マイルのぺレスに対し、菊池も最速97・1マイルの直球で対抗。高速スライダーとカーブも有効で、初めて許した走者は4回、ナ・リーグ首位打者のルイス・アラエスに8球目の直球を左前に打たれたもの。それでも今季21本塁打のホルヘ・ソレアをスライダーで二ゴロ併殺に打ち取った。

 6回は先頭のニック・フォーテスにカーブを左前打とされ、犠牲バントで1死二塁のピンチを迎えたが、ジェーコブ・アマヤをチェンジアップで中飛、アラエスをスライダーで二ゴロに仕留めている。ブルージェイズは8回に2点を奪って勝利、5連勝と好調のマーリンズに競り勝った。

 ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督は「プレーオフ争いを続ける中で、今日の勝ちは大きい」と大喜び。菊池は「今日は全ての球種が良かった。ブルペンの負担を減らせるよう、長いイニングをと意識していたら、こういうピッチングはできなかったと思う。1球1球、一人一人の打者に集中したのが良かった」と話している。

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