智弁学園に「阪神村上2世」現る!先輩と同郷・淡路島出身の中山が7回8K1失点「憧れではなく目標」

[ 2023年5月9日 16:02 ]

高校野球奈良県春季大会準決勝   智弁学園8―1御所実 ( 2023年5月9日    佐藤薬品スタジアム )

<智弁学園・御所実>先発して7回1失点と力投した智弁学園・中山優月(撮影・河合 洋介)
Photo By スポニチ

 智弁学園が御所実を8―1と7回コールドで下して決勝に進出した。

 「4番・投手」で先発した中山優月(ゆづき、3年)が投打で躍動した。投げては7回8奪三振1失点の力投。打っては、5―0の6回2死一、二塁で中越えの2点二塁打を放ち、「球数を少なく省エネで投げようと思った。押すところは押すことができたと思います」と胸を張った。

 同校OBの阪神・村上頌樹と同じ兵庫・淡路島出身で、中学時代に所属したクラブチームも同じ。村上が東洋大時代に帰省した際には、同じブルペンで投げ合ったこともある。「中学校の頃は憧れだったけど、今は目標です」。村上は3年春の選抜大会で優勝しただけに、「あと1回(甲子園に出場する)チャンスがあるので、そこに貢献できるようにしたいです」と先を見据えた。

 ◇中山 優月(なかやま ゆづき)2005年(平17)8月21日生まれ、兵庫県洲本市出身の17歳。小学3年に洲本ゴンターズで野球を始めて投手。中学はヤング淡路に所属。智弁学園では1年秋に背番号19でベンチ入りし、3年春は背番号6。50メートル走6秒2、遠投115メートル。1メートル76、71キロ。右投げ左打ち。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月9日のニュース