落合博満氏「普通は来ないよ」 高木守道氏が監督就任前に自宅へ異例のあいさつ

[ 2022年7月8日 18:35 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が8日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。92年に中日監督に就任した高木守道氏が就任前に異例のあいさつに訪れたことを明かした。

 91年のオフに指揮官が星野仙一監督から高木守道氏になったことに「高木さん?高木さんは家に挨拶に来たよ。ね?」と、あいさつに訪れたことを信子夫人に確認。信子夫人は「あいさつ来ました。夜ね、お時間を割いてね。本当に静かな方でしたけどね。“今度監督になります、高木です”ってご挨拶いただいて」と振り返った。

 突然のあいさつに「ビックリするよなあ」と驚いた落合氏。信子夫人も「うん、初めてお目にかかるし、次の監督、その方(高木監督)って、話も知らなかったしね」と、極秘あいさつだったとした。落合氏は就任前に選手にあいさつするという異例の出来事に「普通は来ないよ。だから何があったのかは分かんないけど、一応、筋目は通しておこうかっていうようなことなのかな」と推察した。

 高木氏とは監督就任前に球団OBとして何度かグラウンドで会うことはあったが「話をすることなんて、ほとんどなかった」と特に会話はなかった。それでも「監督を辞めてからはしょっちゅう話をするようになったけどね」と振り返った。

 また「中日のOBであいさつに来る人っていったら、高木さんと、中さん(利夫=元中日監督)と、杉下(茂)さんくらいかな。あと誰もあいさつに来なかったよ」と笑う。近寄りがたい雰囲気を出していたのか問われると「それだけ近寄りがたかったのかは分かんないけども。俺はそんなこと(寄せ付けない雰囲気を出すなど)した覚えないんだけどね。何か近寄りがたかったのか、何かわかんないけど」と当時を思い返した。

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2022年7月8日のニュース