阪神・渡辺「毎日同じ気持ちが大事」プロ1勝から一夜明けても“なべじい魂”不変

初勝利から一夜明け、笑顔で練習にのぞむ渡辺（撮影・大森　寛明）
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　4月30日の巨人戦で、中継ぎでプロ初勝利を挙げた「なべじい」こと、阪神・渡辺が試合前に取材に応じ、「いろんな方からお祝いのメッセージをいただいたので、すごくうれしかった」と、1勝の重みをかみしめた。

　青学大時代は公式戦の登板なし。独立リーグを経て17年に育成ドラフト6位でソフトバンクに入り、昨季戦力外になった。今季から阪神に入り、開幕前に育成から支配下登録された。

　新天地では、ここまで10試合に登板し、全て無失点の好投をしている。存在間が増す左横手投げは「初勝利をしたが、まだまだゲームは続く。中継ぎという役割もあって、きょうも気持ちを新たに、毎日同じような気持ちでマウンドに上がることが大事だと思っている」と気持ちを引き締めた。