巨人 今季チームワースト10失点 今村の乱調が誤算…球団ワーストタイ1イニング5与四球

[ 2022年5月1日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人3―10阪神 ( 2022年4月30日    東京D )

<巨・神>近本に押し出し四球を与え、天を仰ぐ今村(撮影・河野 光希)
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 2―2の7回から2番手で登板した巨人・今村が誤算だった。3四球で2死満塁のピンチを招き、近本に押し出し四球で勝ち越し点を献上。中野に中前2点打を許し、続く佐藤輝に四球を与えたところで降板した。代わった畠も大山に押し出し四球。糸井にも2点打を浴びた。1イニング6四球で一挙6点を失った。

 開幕から10試合で7ホールド、防御率0・00だった左腕が球団ワーストタイの1イニング5与四球。原監督は「なかなか想像ができない、想定ができないような状況になった」と首をひねった。8回にも畠が山本に2ランを浴び、今季ワーストの10失点。9与四球も今季最多で、与四球数はリーグワーストの103に。試合後、畠は2軍での再調整が決まった。

 打線が2回無死一、二塁からエンドランを絡めて2点を先制しながら、最下位・阪神に2カード連続で負け越し。依然として首位を走る原監督は「引きずっていいことは何もない。(今村への信頼は)変わらない。今日は現実として受け止める必要はあるけど」と奮起に期待した。(川島 毅洋)

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2022年5月1日のニュース