元巨人マイコラスが復活、19回連続無失点が止まるも、防御率1・52

[ 2022年5月1日 09:49 ]

カージナルスのマイルズ・マイコラス投手(右)=AP
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 カージナルスのマイルズ・マイコラス投手(33)が4月30日(日本時間5月1日)のダイヤモンドバックス戦に先発。スライダーとカーブを軸に、8回途中まで4安打2失点の好投だったが、打線の援護がなく0-2で負け投手となった。

 8回に2本のソロ本塁打を許すまでは今季メジャー最長の19イニング連続無失点を続けていた。8回先頭のマルテにカーブを、1死後、アーメッドに内角高めの直球を柵越えとされたが、MLB公式サイトの取材に「あのイニングのことは忘れる。上手くできたことに焦点を絞りたい。思ったところに投げても、打者に良いスイングをされて打たれてしまうこともある」と淡々と振り返った。

 マイコラスは15年から17年まで巨人で投げた後、カージナルスと契約。18年の18勝4敗、防御率2・83の活躍で、20年シーズンからの4年6800万ドルの大型契約を勝ち取ったが、右腕を度々痛め、20年は登板できず、21年も2勝に終わっていた。今季は怪我も癒え、18年のようなピッチングが復活。5つの球種を投げ分け、緩急を付け、抜群のコントロールで打者を追い込む。5試合に先発、29回3分の2を投げ、1勝1敗、防御率1・52、25奪三振、4与四球。全試合2失点以下と安定している。

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2022年5月1日のニュース