ソフトバンク・谷川原が来た 練習試合で3安打2打点 藤本監督が来月2日からの1軍昇格を示唆

[ 2022年2月28日 05:30 ]

練習試合   ソフトバンクB組6ー3エイジェック ( 2022年2月27日    生目の社第二 )

<練習試合 ソフトバンクB組・エイジェック>7回2死、中越え本塁打を放ったソフトバンク・谷川原(撮影・中村 達也)
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 宮崎春季キャンプ中のソフトバンクは27日、若手中心のB組が社会人エイジェックとの練習試合に臨み、「2番・右翼」で先発出場した谷川原が本塁打を含む3安打2打点の活躍で猛アピールした。初回無死一塁から左中間を破る適時二塁打を放つと、2回にも二塁打。7回2死は直球を叩き、右中間ネット中段へ特大の一発。いずれも最初のスイングで捉え、「狙っていた球を一発で捉えられたのは自信になるし、これからにつながる一発」と納得した。

 王会長からは「甘い球をどれだけ仕留められるかが大事」と助言を受け、「なんとなくで入っていた打席だったが“ここに来たら打つ”と強い思いで打ちました」と体現した。主に外野手で起用されているが、本職は捕手。8回からは今季初めて実戦でマスクもかぶり、持ち味のユーティリティーぶりを披露した。

 藤本監督は3月2日のオープン戦からの1軍昇格を示唆し、「状態がいい。捕手の競争がギラギラ感を出してくれるかな」と甲斐に次ぐ第2捕手を海野、九鬼と競わせる。 (福井 亮太)

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2022年2月28日のニュース