藤川球児さんが日本ハム輝星にかけた“魔法の言葉”　口角上がった21歳に「それが練習なんだよ」

今月10日の日本ハム２軍国頭キャンプで、取材に訪れた阪神・藤川球児スペシャルアシスタントの見つめる前でブルペン投球する日本ハム・吉田輝星
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　2020年シーズンを最後に現役を引退した元阪神投手で野球解説者の藤川球児さん（41）が25日に放送されたフジテレビ「World　Baseballエンタテイメント　たまッチ！」（深夜1・25）にVTR出演。日本ハムの2軍キャンプを10日に訪れ、ビッグボスこと新庄剛志監督（50）の依頼で直接指導した4年目右腕・吉田輝星投手（21）にかけた“魔法の言葉”の一端を明かした。

　2007年から不定期で放送されているスポーツバラエティー。今年初の放送となった今回、藤川さんは吉田輝への指導直後にビッグボスと対談した。新庄監督から「すごかったね、あの変わりよう。ビックリした」と開口一番、声をかけられた藤川さん。吉田輝はブルペンでわずか数分間、藤川さんから指導を受けただけで劇的な“ビフォーアフター”を見せており、新庄監督から感謝された。

　そして、新庄監督が前回見た時には「頬が上がってない」と感じた吉田輝について「きょう教わって笑みをこぼしながら投げれたことがうれしくてうれしくて」と影響の大きさを明かすと、藤川さんは「それが横でした極秘トークでした。僕は『楽しいことは続けられるだろ？』って言ったんです。『楽しいです』って。『理由が分からないけど楽しいです』って言ったんで『それが練習なんだよ』って」と“魔法の言葉”の中身の一端を明かし「『理屈っぽいことを聞くな』って。『覚えなさい』『うまくいってるじゃん』『続けろ、続けろ』って言いましたから。監督と同じように」とブルペンでの吉田輝との会話を再現した。

　「これをきっかけにうちのピッチャーがガンガン伸び始めて。他から来ると思うんだけど、オファー。行かないでね？特にパ・リーグ！」と懇願する新庄ビッグボス。これには藤川さんも苦笑いだった。