広島・会沢 10代目選手会会長に正式選出、「結束」方針に「プロ野球界のために頑張りたい」

[ 2021年12月7日 05:30 ]

<プロ野球選手会総会>選手会会長に就任する会沢は抱負を語る(撮影・大森 寛明)
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 会沢翼捕手(33=広島)が炭谷銀仁朗会長(34=楽天)に代わる10代目の労組・日本プロ野球選手会会長に正式選出された。「重責を感じる。10年、20年後のプロ野球界のために一致団結して頑張りたい」と抱負を語り、「結束」を方針に挙げた。

 18、19年に広島の選手会長を歴任。侍ジャパンでは19年の「プレミア12」で世界一に貢献し、故障で辞退したものの東京五輪でも代表に選ばれていた。五輪後に打診を受け、元選手会長の新井貴浩氏(スポニチ本紙評論家)に相談したところ「やった方がいい」と背中を押されたという。他球団の同期に主力が多いため連携しやすく、厚い人望やリーダーシップが認知された。任期は1年でも、森忠仁事務局長は「最低でも3年はお願いしたい」と信頼を寄せた。

 一般社団法人・日本プロ野球選手会の役員改選もあり、松田宣浩理事長(38=ソフトバンク)に代わる新理事長に選出された丸佳浩外野手(32=巨人)は「会沢会長としっかりタッグを組んで活動に取り組みたい」と語った。

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