オリックス中嶋監督 第2戦も“予告先発”「宮城です」

[ 2021年11月20日 22:48 ]

SMBC日本シリーズ2021第1戦   オリックス4―3ヤクルト ( 2021年11月20日    京セラD )

オリックス・宮城
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 25年ぶりにリーグ優勝を果たしたオリックスは、20日に開幕した「SMBC日本シリーズ2021」の第1戦でヤクルトに9回サヨナラ勝ちを収め、劇的に初戦を奪った。

 中嶋監督は試合後、21日の第2戦の先発投手について「宮城です」と明言した。第1戦の山本に続く「予告先発」。宮城は3試合で終わったCSファイナルSでは登板がなく、ポストシーズン初登板。「(16日に)紅白戦で投げている。その感じで投げられたら。短期決戦はイケイケムードが多くなる。相手に波をつくらせない」と誓った。第1戦では同じ高卒2年目の奥川が先発し「同級生として引っ張ってくれている一人。負けずに頑張りたい」と刺激を受けていた。

 19日の事前会議で、中嶋監督は予告先発を希望し、高津監督は予告なしを選択。この時点で、予告先発なしが優先され適用された。17年のソフトバンク―DeNA戦以来4年ぶりとなったが、中嶋監督は隠さない。帰途に就く地下駐車場で取材に対応。ヤクルト側の選択に「いや別に」と、さらりと答えてから、「うちは、やるよ」と異例の予告先発。「別に片っぽが、やってもいいでしょ?山本よ。万全にいってくれたらいい、それだけです。その次からは気が向いたら言うわ」と山本の第1戦先発とともに、第2戦以降も「気が向いたら」と“予告”していた。

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