阪神・才木 完全復活へ手応え 術後初のシート打撃に指揮官も好感触「真っすぐも力ある」

[ 2021年11月20日 05:30 ]

シート打撃に登板した才木(撮影・坂田 高浩)
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 上々の“実戦復帰”となった。昨年11月に右肘を手術した阪神・才木が、術後初めてシート打撃に登板。打者6人を1安打1四球無失点に封じた。

 「バッター相手に投げられたというのは、一番の収穫。今年は対打者に投げられるところまで行けたらいいなという目標があったので、まず達成できたのは本当に良かった」

 完全復活へ一定の手応えを感じ取った。登板前には鳴尾浜球場で、矢野監督自らがキャッチボールの相手に名乗り出た。「手術する前より良かったんじゃない。真っすぐも力がある」。わずか4球とはいえ、指揮官の手にも好感触が残った。

 金村投手コーチからは「(状態では)全然ある」と来春1軍キャンプ参加の可能性を示唆された。今後の状態次第ながら、明るい展望が広がりつつある。

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