あす開幕の日本シリーズ 4年ぶりに予告先発なし

[ 2021年11月19日 15:22 ]

20日開幕 SMBC日本シリーズ2021   オリックス―ヤクルト ( 京セラD )

オリックス中嶋監督(左)とヤクルト高津監督
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 あす20日に開幕する「SMBC日本シリーズ2021」(オリックス―ヤクルト)の監督会議が19日、京セラドームで開かれ、予告先発を採用しないことが決まった。

 開催要項を説明した井野修野球規則委員が「さきほど、事前会議のなかで、(予告先発について)話し合いをしまして、今年の日本シリーズは予告先発を使わないで試合をすることに決定しました」と説明した。

 予告先発が採用されないのは、17年のソフトバンク―DeNAによる日本シリーズ以来、4年ぶりのことになる。

 予告先発がなかった前回17年はソフトバンク工藤監督の「全試合で予告先発を希望できればと思っています」との申し出に対し、DeNAラミレス監督が「できれば現行の、ないままでいきたい」と返答。ソフトバンク側は「パ・リーグ本拠の4試合だけでも」と切り返したが、これには主催の日本野球機構(NPB)から「運用としてそういう取り決めはない」とストップがかかった。約8分間の問答を経て実施されないことが決まった。

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2021年11月19日のニュース