【広島・大瀬良と一問一答】「どこで現役を終えるかまで考えた」「一年でも長く、カープやファンのために」

[ 2021年11月19日 05:30 ]

国内FA権を行使せず残留を表明する大瀬良
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 広島の大瀬良大地投手(30)は18日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、来季以降もチームに残留すると表明した。マツダスタジアム内で会見し、残留の決め手に、球団への強い愛着を挙げた。今後は、球団の伝統を継承し、チームの先頭に立ってV奪回へと導く覚悟を示した。以下、大瀬良と一問一答。

  ――球団とはどのような話をしてきたか。
 「条件などの話以上に(うれしかったのは)できるだけ長くカープで精神的な柱としてやってほしいという言葉をいただいたこと。そういう言葉をかけてもらえる野球選手になれたのかなという、うれしさがあった」

 ――広島で少しでも長くプレーしたいか。
 「何年契約になるかとかではなく、どこで(現役生活を)終えるかまで考えた。一年でも長く、カープやファンのみなさんのために一生懸命頑張りたい」

 ――佐々岡監督との話し合いは。
 「来年以降も一緒に頑張りたいという思いをぶつけていただいた。素直にうれしかったし、また一緒に頑張りたいなという気持ちになりました」

 ――どのように若手を引っ張っていくか。
 「力のある選手、まだまだ成長していくであろう若い選手がたくさんいる。背中でも言葉でも、どんどん僕の姿を見てもらって、何か一つでも吸収してもらいながら、みんなで戦って優勝したい。まだまだ僕も成長しないといけない。若い子たちに負けないように一生懸命頑張ります」

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2021年11月19日のニュース