メジャーの新人王が決定 ア・リーグはアロザレーナ ナ・リーグはインディア

[ 2021年11月16日 09:40 ]

ア・リーグの新人王となったレイズのアロザレーナ(AP)
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 メジャー新人王の受賞者が15日に発表され、ア・リーグはレイズの外野手でキューバ出身のランディ・アロザレーナ(26)、ナ・リーグはレッズの二塁手、ジョナサン・インディア(24)がそれぞれ選出された。

 アロザレーナは2019年にカージナルスで19試合、20年にレイズで23試合に出場しているが、レギュラーシーズンでの打席数が少なく、今季に新人王資格を残していた。昨季のプレーオフでは18試合で新記録となる10本塁打を放っており、今季は142試合に出場して打率・274、20本塁打、20盗塁をマークしていた。外野手として出場した119試合で記録した失策はわずか1。攻守両面での活躍を評価され、同じレイズの内野手、ワンダー・フランコ(20)、アストロズの投手、ルイス・ガルシア(24)を退けての受賞となった。

 投票では1位票を30人中22人集めて、合計得点は124。次点のガルシアには61点差をつけた。

 インディアはフロリダ大の三塁手として2018年のドラフトで全体5番目に指名され、今季にメジャーに昇格して二塁手として出場していた。150試合に出場して打率率は・269で、併せて21本塁打、12盗塁をマーク。71四球を選ぶなどで出塁率は・376と高く、チーム・トップの98得点も記録して投票では1位票を30人中29人から集めた。

 なおレイズからの新人王受賞者は2013年のウィル・マイヤース(現パドレス)以来、チーム史上4人目。レッズの受賞者は1999年のスコット・ウィリアムソン以来、チーム史上8人目となった。

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