ブレーブスが王手 ピダーソンが代打で3ラン ブルワーズは19イニング無得点

[ 2021年10月12日 08:20 ]

ナ・リーグ 地区シリーズ   ブレーブス3―0ブルワーズ ( 2021年10月11日    アトランタ )

5回に代打で3ランを放ったブレーブスのピダーソン(AP)
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 4季連続で東地区を制してポストシーズンに駒を進めたブレーブス(88勝73敗)が、地元アトランタで中地区1位のブルワーズ(95勝67敗)を3―0で下して2勝1敗。2季連続のリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

 2季目を迎えている先発のイアン・アンダーソン(23)が5回を3安打、無失点に抑え、5回にそのアンダーソンの代打として打席に立ったジョク・ピダーソン(28)がブルワーズの2番手、エイドリアン・ハウザー(28)から右越えに3ラン。これが決勝点となった。

 昨季ドジャースでワールドシリーズ制覇を経験しているピダーソンはオフにカブスに移籍し、7月末にトレードでブレーブスへ。プレーオフでの通算本塁打数は67試合で11本目となった。

 ブルワーズは第2戦(0―3)に続いて2試合連続でノースコア。2―1で勝った第1戦の8回からこれで19イニング連続で無得点に終わるなど、打線が沈黙を続けている。この日もブレーブスの5投手に対して放った安打は5本のみ。このシリーズのチーム打率は、ただでさえ低かったレギュラーシーズンの・233(ナ・リーグ14位)から・176にまで低下している。

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