巨人セV3完全消滅…あの13連敗17年以来の7連敗 14年ぶりの屈辱も 

[ 2021年10月12日 21:28 ]

セ・リーグ   巨人1―2阪神 ( 2021年10月12日    東京D )

青柳(左)を攻略できず厳しい表情の原監督(撮影・大森 寛明)
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 6連敗中の巨人は12日、東京Dで阪神と対戦。この日も好機であと一本が出ず7安打ながら1―2で敗れ、17年に球団史上最長の13連敗を喫して以来4年ぶりとなる今季ワースト7連敗。この敗戦で優勝の可能性が完全消滅した。さらに今季阪神戦の負け越しも決定(9勝12敗2分け)。伝統の一戦を負け越すのは14年ぶりの屈辱となった。

 先発のメルセデスが2回に2失点と波に乗れず、8戦ぶり勝利を狙うも4回0/3を82球で降板。田中豊、高木、高梨、中川、デラロサが無失点と耐えたが今の打線はあと一本が出ない。

 丸が6回2死一、二塁からチーム31イニングぶりとなる右中間への適時二塁打を放った1点だけ。この日移籍後2度目の2軍から昇格した中田を8回に代打で起用するなど手は打っが、7試合連続で2得点以下に終わり、リーグ優勝の道も途絶えた。

 リーグ3連覇を目指した今季は9月2日には貯金最大15まで積み上げヤクルト、阪神とし烈な首位争いを演じてきたが、9月以降2度の6連敗などで大失速。貯金はわずか1となった。今季残り8試合。王者の意地を見せるためにも、前を向くしかない。

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