ヤクルト3年ぶりCS進出決定! 5連勝で今季最多貯金21 5投手で巨人打線を完封リレー

[ 2021年10月6日 20:31 ]

セ・リーグ   ヤクルト3ー0巨人 ( 2021年10月6日    神宮 )

<ヤ・巨>5回1死一、三塁から中犠飛を放った西浦(左)と喜ぶ中村(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 ヤクルトは6日、本拠地・神宮で3位巨人と対戦し3―0で勝利。6年ぶり優勝へ、前日5日から巨人と3連戦、8日から2位阪神と3連戦と上位対決6連戦。第1ラウンドで3―2の1点差勝利を収めたヤクルトは第2ラウンドも接戦をものした。

 打線は4回まで巨人先発・メルセデスの前に無安打。沈黙を破ったのは0―0の5回、先頭の村上が遊撃内野安打の初安打で出塁。オスナは遊ゴロも併殺を免れ、続く中村が外角のストレートを捉え、右中間を破る二塁打。一走のオスナが一塁から一気に本塁へ生還し、待望の先制点を奪った。中村は二塁手・若林が本塁へ送球した間に三塁へ進塁する好走塁を見せ、西浦の中犠飛で2点目のホームを踏んだ。

 2―0の8回には主砲がトドメを刺した。2死一、二塁の場面で打席に立った村上は、3番手・高木が投じた3球目の内角のストレートを右翼線にはじき返す二塁打で3点目を奪った。村上はこれで104打点とし、38本塁打で並んでいる巨人・岡本和との差を2打点とし2冠が近づいてきた。

 先発マウンドを託されたのはサイスニード。初回から制球が不安定だったが、2試合ぶりに先発マスクを被った中村が巨人打線に的を絞らせない好リード。5回90球を投げながらも7奪三振無失点に導いた。さらに6回石山、7回今野、8回清水、9回マクガフの4投手をリードして、4回連続3者凡退。投手陣は巨人打線から計12三振を奪う完封リレー。チームは5連勝で今季最多の貯金21。そして3年ぶり6度目のクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年10月6日のニュース