巨人・原監督「先のことなんていうのは、誰も分からないことだから」 残り13試合もベストを尽くす

[ 2021年10月6日 21:35 ]

セ・リーグ   巨人0―3ヤクルト ( 2021年10月6日    神宮 )

<ヤ・巨>7回、選手交代を告げ、厳しい表情でベンチに戻る原監督(撮影・森沢裕)
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 巨人は打線が3試合連続2桁となる12三振を喫して今季11度目の完封負け。最大15あった貯金が6となり、首位・ヤクルトに7・5ゲーム差、2位・阪神にも6・5ゲーム差と大きく引き離された。

 8月24日の広島戦(東京D)以来7試合&43日ぶりとなる今季8勝目を目指した先発左腕・メルセデスは4回まで無安打投球。結局、6回途中3安打2失点と好投して降板したが、打線の援護なく今季4敗目となった。

 試合後、メルセデスについて聞かれた巨人の原辰徳監督(63)は「全体的にね、良かったけど。なかなかやっぱり打線が援護というのがね、難しい状況の中、まあよく投げたと思いますよ」とコメント。「救援陣も、うん、そうですね」と力投の続くリリーフ陣の奮闘も称えた。

 上位2チームに大きく引き離され、残り13試合。選手たちには改めてどういう意識で…と水を向けられ「もういつも言っていることは変わらないですね。ベストを尽くすということがね、非常に重要なことでね。先のことなんていうのは、誰も分からないことだから。それはやっぱり、今日のゲーム、まあ1打席1球というものを大事にするということですよ」と話していた。

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2021年10月6日のニュース