ツインズ・マエケン 右腕手術で今季終了 トミー・ジョンの可能性も

[ 2021年8月29日 02:30 ]

ツインズの前田健太(AP)
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 右前腕の張りのため負傷者リスト(IL)入りしているツインズの前田健太投手(33)が、9月1日(日本時間2日)にテキサス州ダラスの病院で右腕の手術を受けることが決まった。ロッコ・バルデリ監督が明かした。今季の残り試合は登板しない。

 どのような手術を受けるかや全治などは詳しく検査をした上で決まるという。指揮官は「トミー・ジョン手術(肘のじん帯再建手術)も選択肢の一つ」と明かし、同手術を受けることになればリハビリに12~15カ月を要するため、来季の復帰も絶望的となる。ツ軍との契約は23年まで残すとはいえ、33歳の前田にとってプロ野球人生の正念場を迎えた。

 前田は21日のヤンキース戦で右腕に違和感を訴え、5回途中5失点で降板。23日にILに入り、26日にはセカンドオピニオンを求めるため同州で専門医を受診した。昨季移籍したツ軍では6勝1敗(コロナ禍で60試合制)でサイ・ヤング賞投票で2位に。今季はメジャー6年目で初めて開幕投手を務めたが6勝5敗、防御率4・66と精彩を欠いていた。

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2021年8月29日のニュース