巨人4戦ぶり白星 高橋アクシデント乗り越え5回零封、初の2桁勝利 自ら適時二塁打も

[ 2021年8月29日 17:20 ]

セ・リーグ   巨人5―1中日 ( 2021年8月29日    バンテリンD )

<中・巨20>4回1死二塁、高橋はタイムリー二塁打をを放ち、ガッツポーズ(撮影・森沢裕)
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 巨人は5―1で中日を下して4試合ぶりとなる白星をマーク。今季50勝に到達し、貯金を13とした。先発左腕・高橋が足をつるアクシデントを乗り越え5回2安打零封、自ら適時二塁打も放つなど投打に活躍し、自身初のシーズン2桁勝利となる10勝目(3敗)をマーク。青柳(阪神)と並ぶリーグトップに浮上した。

 打撃不振の丸をスタメンから外し、1番には来日7年目で初となるウィーラーを据える新打線で臨んだ原監督。そのウィーラーが先頭打者として左中間二塁打を放った3回だった。坂本が中前打で続いて無死一、三塁とし、3番・吉川の中犠飛で先制。新打線が機能して1点をもぎ取った。

 すると、4回には1死から広岡が死球で出塁。続く松原が左中間へ適時二塁打を放って追加点が入ると、先発投手の高橋も右中間への適時二塁打で続いてもう1点。リードを3点に広げた。マウンドが3番手右腕・田島に代わった7回には坂本の中前適時打などで2点を加えた。

 投げては先発左腕・高橋が4回まで散発2安打無失点と好投。勝利投手の権利がかかった5回に3四球と突然乱れて1死満塁のピンチを招き、2死後には左脚がつったような仕草を見せてベンチ裏で治療を受けるアクシデントもあったが、続投して5回を2安打無失点で投げ切り、10勝目を挙げた。

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