マエケン「野球人生をより長く続けるため」 右肘手術を決断「来年も投げられない覚悟」

[ 2021年8月29日 10:27 ]

ツインズの前田健太(AP)
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 ツインズの前田健太投手(33)が28日(日本時間29日)、リモート会見に登場し、9月1日(同2日)に右肘に手術を受けることになった現在の心境を語った。

 前田の右肘の靭帯は断裂はしていないが、医師の診断次第でトミー・ジョン手術を受ける可能性があるという。「来年も投げられないという覚悟で決断し、手術を受けようかなと思っています」と淡々と語った。

 今季開幕直後の4月下旬から痛みを感じ、「この先も同じような状態であれば投げ続けることはできた。これから先の自分の野球人生をより長く続けるために、手術を決断した。200勝という目標もある。しっかりとリハビリして、パワーアップして帰ってきたい」と経緯を説明した。

 復帰は2023年となることが有力だが、表情は明るく、「来年は1Aからバッターで始め、這い上がっていきます」とジョークを飛ばす場面も。今後は来週に手術を受け、そのまま当地でリハビリを開始する予定という。

 今季の前田は開幕投手に選ばれたが、21戦に先発して6勝5敗、防御率4.66とサイ・ヤング賞投票で2位に入った昨季と比べて成績は落ちていた。

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